①聖書が大いなるバビロンについて述べることと米国との共通する特徴
聖書の最後の書の啓示の書に大娼婦大いなるバビロンが登場します。(啓示17:1,5)私は、その大娼婦の特徴からして、それは米国を表すと考えています。その大娼婦は額に自分の名が書いてありました。額にある名とは、自分が崇拝している神を表しています。(啓示14:1,9)ですから、大娼婦は自国を崇拝しています。
US Navy
米国は国家に対する絶対的な忠誠つまり崇拝を求め自国のために兵士として戦うことを求める国ですーこのようにする人は誰でも永遠の命を得そこなうと聖書は述べています
米国は、自国民に、国家に対して忠誠の誓いをすることを求めます。米国のために、兵士として戦うことを全国民に当然のこととして、求めています。それは、自国を崇拝することを求めることと、同じであり、聖書に登場する大娼婦の特徴は、米国と共通しています。
そして、その大娼婦は、「聖なる者たちの血とイエスの証人たちの血」に酔うことが予告されています。(啓示17:6)聖なる者たちとイエスの証人たちとは、クリスチャンを意味します。私は、このことは現在のところあまり米国に当てはまっていないように思います。
ただ、クリスチャンの原因不明の死が米軍と関係があるだろうかと疑念を抱いたことは少しは、あります。しかし、証拠はないですし、いずれにしても、私たちクリスチャンも、事故死や病死を経験します。具合が悪くなることも日常茶飯事のはずです。
信じがたい事ですが、聖書の中には、「地上でほふられたすべての者の血」が大娼婦の中に、「見いだされた」と述べられています。(啓示18:24)しかしながら、通常、すべての人の死の原因を大娼婦に帰すことはできないと思います。
私たちはアダムの子孫でいずれ皆死ぬことになっているからです。(ローマ5:12)そして、聖書は復活を約束していますが、復活するために、いったんは死ななければなりません。(使徒24:15)
しかし、ここで、「地上でほふられたすべての者の血」が彼女の中に見いだされたと書かれているので、米国は、少なくとも非常の多くの人の死と関係しているのではないかと考えられます。(啓示18:24)
ベトナム戦争で北ベトナムの死者が約470万人なので米国によって命を失った人が多いということは間違いありません
米国は実際、近年の多くの戦争でも、おそらく合計何千万人にも上る非常に多くの犠牲者を生じさせています。一例として、 米国と戦った北ベトナムがおよそ約470万人死亡したという統計があります。しかし、「すべての者の血」というのであれば、話は違います。
米国は、全世界の人々の個人情報を集めています。そして、米国は、非常に大きな軍事力を持っています。つまり、世界で最も多量の核兵器と、環境改変兵器HAARPや軍事衛星、戦闘機、潜水艦、空母などを昔から非常にたくさん持っています。
CIAやNSAなどの情報収集機関の人員の数も、数万人に及びます。ですから、全世界に派遣されて、情報を収集する人も現実存在するでしょう。情報収集力、また、軍事的な科学技術も世界一でしょう。米軍が、世界中で集めた情報を悪用することは可能でしょう。そして、軍事力や情報を所有していれば、自分たちの国益を推進するために、利用したくなるでしょう。
しかし、米国が自らが持っている世界中の人々の命を奪うことのできる力を行使するのを差し控えるようにお勧めします。強いことが一番望ましいのではないと思います。神は強くても、その力の行使を制御されます。力は正義に基づいて行使して初めて、神に受け入れられます。神に是認されるためには、流血はできるだけ避ける必要があります。
Filipino casualties on the first day of Philippine–American War.
私たちは他の人々の命とりわけ市民の命を大切にして人殺しを避けなければなりません
②米国と平和な関係を求めつつ盲従して流血を行なう事を避ける
私は、諸国家に米国と戦うことはお勧めしません。私は、米国の軍事力と情報収集力の潜在力を考えると、できるだけ米国とは、平和な良い関係を追求した方がいいと思います。その方が安全であり、自国民のためになります。しかし、それでも、諸国家に流血を避けるという神の律法を守るために最善の努力を払うことをお勧めします。
米国と敵対することなく平和な関係を保ちながら、少なくとも、米国と共に戦闘行為をすることを避けるのが最善ではないかと考えます。米国とも反米国とも平和な関係を保つことが、諸政府にとって最善な聖書の勧めるやり方であると考えます。しかし、反米国と軍事同盟を結ぶことはやめた方がいいです。それは、米国の目を免れず、米国の怒りを招くでしょう。
そして、聖書は、「地に住む者は皆」米国を崇拝する時がくることを予告しているようです。しかし、米国を崇拝する者たちの名が、「ほふられた子羊の命の巻き物」に「書かれていない」と述べられています。
聖書は国家の崇拝が偶像崇拝であり神からの永遠の命が得られないと述べています―これは世界中の人に当てはまります
これは、米国を崇拝する者たちは、神とキリストから永遠の命をいただけないという意味です。(啓示13:8)ですから、良い関係を求めるのが望ましいですが、崇拝することは避ける必要があります。
私は米国側としても、自国と軍事的に敵対しない国に対しては、あまり悪くしないのではないかと思います。聖書の中に、予告されていた米国の滅びが実現した時に、諸政府の王たちが、そのことを「気の毒だ」と嘆くことが予告されています。(啓示18:9,10)
聖書は地の王たちが南の王が滅びる時気の毒だと嘆くことを予告しています- 地の王たちが南の王と大変良い関係にあります
気の毒だと言うということは、米国からかなりの益を受けて初めて言えることです。よほどのことがなければそのようには言わないでしょう。
しかしながら、全世界で、ごく普通の一般市民が生活している地域で、地震や洪水の天災が起きており、それは、主に米国によって核兵器や気象改変兵器が使われているためではないかと考えたりします。しかし、他にもそうした兵器を所有している国家も存在します。
もし、こうした災害が米国による人為的な災いである場合、米国は、情報を収集するよう最善を尽くしていても、心霊術も行っているので、それによって影響を受け、平和的で問題のない地域が攻撃される場合もあるのでないかと思います。(啓示18:23)そのため、米国は、根拠のない情報に惑わされて行動することもあるのではないかと思います。
ネット上でも、全く根拠のないウソ偽りの情報を流す人がいます。ですから、私たちは、何かの情報を耳にする場合、それをうのみにするのではなく、その情報が他の状況証拠に裏付けられているかどうか、調査をして、確認することが必要だと思います。聖書は、「すべてのことを確かめなさい」と勧めています。(テサロニケ第一5:21)
しかし、米国は、根拠のある真実の情報に影響されることもあり、そのような、全く、根拠のないことに基づいて行動することもあるのではないかと思います。また、人種差別や偏見に基づいて行動する場合もあるかもしれません。しかし、これは、全世界すべての人々にそのようにする危険性があることですが。
私は、米国は、とりわけ軍事情報に敏感だと思います。どの国民も米国から害を受ける可能性があるとしても、軍事的に米国と敵対しない国家は、軍事的に米国と敵対する国家と比べるならばその被害の度合いは、非常に低くなると考えられます。さらに、米国と平和な関係を保つことによる便益もあるのでしょう。
③流血を避け米国と平和な関係を求めるならば経済的な繁栄を共に享受できます
私は、米国が輸入赤字を嫌うのは当然だと思います。日本も輸入超過は望みません。その場合は、日本は米国からも問題のない日用品などをたくさん買うようにして、米国でばかり売ることをやめたら良いと思います。また米国以外の諸国家に輸出するようにしたらいいと思います。
しかし、それでも、米国の貿易量は年々非常に増えているのですから、米国と貿易をすれば共に経済的に繁栄することができると思います。米国が権勢を振るう最後の時まで、米国は経済的に繁栄することが聖書に予告されているからです。(啓示18:9)その方が米国と戦争をして、ダメージを受けるより、ずっと結果がいいです。
しかし、日本が大娼婦が滅びる時に「気の毒だ」と嘆くほど良い関係であるために、現在の米国との屈従的な関係をある程度、改善する必要があると思います。
反対に、米国に軍事的に頼るのも結果が悪いと思います。米国に軍事的に頼っても落胆させられることがあることを聖書は予告しています。聖書は、そもそも「馬」や「兵車」、つまり軍事力に頼っても、それが勝利につながらない場合があると述べています。
確かに過去において軍事力の強い多くの国が倒壊してきました。それは、聖書の歴史の中でも、現代でも起きています。軍事力は決め手にはならないのです。
確かに米国は強大な軍事力を持っているのですが聖書はただ単に軍事力に頼ってもうまくいかない場合があると述べています
そして、米国と平和な関係を求めたとしても、自国の国民が危険にさらされる事態は避ける必要があり、それは米国にはっきり要求する必要があると思います。
それで、復しゅうのために米国の滅びを促進するために、積極的な軍事的な手段は取らないよう日本政府や諸政府の指導者たちにお勧めます。軍事的に米国に敵対すると米国の怒りと復しゅうを招くと思います。米国は世界中をよく調査をしています。
他の大抵の国家は、軍事力で米国と太刀打ちできないと思います。しかし、聖書の預言は、紆余曲折を経て米国が他の世界強国に取って代わられることを予告しています。
私はそれを望んでいるわけではなく、そうなるように画策するわけではありません。ただ、聖書の預言が述べることを隠さずに伝えます。それは、預言者の責任です。また、預言者は、諸国家の間で現実を見据えながら、できるだけ平和な関係を促進するように努めます。
諸国家は、預言を考慮して流血を避けるならば、その存続期間を延ばすことができます。(ダニエル7:12)米国であれ、他の国家であれ、流血を行なう国家は長期間存続することは難しくなるでしょう。これは、歴史で繰り返し起きてきたことです。
ヒットラー支配下のドイツ軍は大変強かったのですが神と戦ったので存続期間は短くなってしまいました
日本は、軍事力のある自衛隊を持っています。自衛隊が自国を守ればいいです。しかし、反対に、米国と軍事行動を共にするなら、危険があると思います。
日本国憲法の九条は、戦争を避けるように日本を助けてきました。それゆえに、自衛隊は勝手に軍事行動をするべきではなかったと思います。軍事行動に関わって、自国や他国の人々の命が失われると、そのことに対する恨みは大きくなり、後の対策が大変です。それで、戦争をしないという日本国憲法を変える必要はないと思います。
そして、東海村の核施設で、すでに三十年前に核弾頭の製造をしていたそうですが、それでは、東海村の核施設では、今でも、核弾頭の製造がおこなわれているのでしょうか。日本はまだ非核三原則が生きているはずです。私は、核兵器は非人道的な武器なので、反対です。
それで、他の国家、もしくは、政治指導者が米国に対して戦うようにして、聖書の預言が成就するように、わざわざ画策しなくても、そのように事態が動いていくことでしょう。私が米国に軍事的に敵対しないようにと勧めても、わたしの声や影響力が届く所は限られているからです。エホバ神は基本的にご自分の律法を守って流血を避けるように国家に対しても、個人に対しても、求められます。
諸政府の指導者は、自国の国民の益、とりわけその命を守る事を考えて行動するようにお願い致します。当然他国の人々の福祉の向上を図ることができます。そして、米国と平和な関係を求めながらも、米国を崇拝して、盲従することを避けることが、最善の結果につながると思います。できるだけ流血を避けられてください。それがエホバ神が求めておられることです。