諸国家が宇宙を探査する大きな理由の人は、宇宙にいる宇宙人と連絡をとるためであったり、惑星上に生命の痕跡を見つけるためです。それで、進化論は、生命が自然発生したと主張していますが、生命が自然発生している途中の段階を観察できるのではないかという希望を科学者は抱いています。
NASAのロケット発射の模様
科学者は宇宙に生命が自然発生する過程を解明しようとしたり宇宙人と連絡をとりたいと考えて宇宙の探査を行います
昔は火星上にたこのような形をした宇宙人がいるのではないかと考えられていました。今のところ、科学者たちは、宇宙の惑星上に生命の痕跡を見つけてはいません。
①宇宙人が存在するという考えは生命自然発生説や無神論に基づいている
宇宙の惑星上に微生物などの生命が発見されるのではないかという考えは、多くの科学者が進化論を信じているからです。進化論には生命の自然発生説が伴っています。その考え方は創造者なる神の存在を否定するものです。
惑星上に微生物は見つかりますか
私は、次のような理由で、宇宙の惑星上に物質の体を持つ宇宙人はいないと思います。また、生命が自然発生している過程を科学者は発見することは決してないと思います。
②地球上の生命は互いに依存するように神によって前もって設計されています
生命であれば、存続するために必ず食物が必要です。地球上の自然界を見ると、人間を初め動物や植物や微生物などが存在しています。普通は、人間や動物は植物を食物としています。
例えば、パンダは竹を食物にします。また、コアラはユーカリを食物にします。また、哺乳類のクジラは海の微生物を食物にしています。反対に微生物の中には、人間や動物の腸の中に住むものがいます。
Stacy SpensleyBy: Stacy Spensley panda eating bamboo
バンダは竹がなければ生きられません
コアラはユーカリがなければ生きられません
動物は食べ物の植物が存在して初めて存在できます
両者はセットで存在しています
ですから、パンダは竹が存在しなければ生きていけません。また、コアラもユーカリが存在していなければ生存できません。また、くじらはたくさんの微生物が海に存在して初めて生きていけます。反対に、腸内の微生物も人間や動物の腸が存在していなければ存在できないものもあるでしょう。
確かに、植物はおおむね水と酸素と土の中のミネラル分を利用して生きていけます。また、微生物の中には、他の生命が利用できない水中、もしくは土中の微量金属などを利用して存続することができるものもあります。しかし、多くの微生物は、人間や動物や植物の体を構成していた有機物を利用していて、それらがすでに存在していなければ生存し続けることができないです。
また、ビフィズス菌は大人の腸にだけ存在できるものや、赤ん坊の腸にだけ存在できるもの、動物の腸にだけ存在できるものがあって、それぞれ適合した環境でなければ生きていけないようです。ですから、これらの微生物もその特有の生物と依存関係にあり、セットで存在しています。
microscopic image of Bifidobacterium adolescentis ATCC 15703. Gram staining, magnification:1,000.
このことは、自然界全体の背後に、互いに食物として依存関係があるようにという意図があります。全体的に前もって考えられた依存関係があるので、今の世界の生命は存在しています。聖書はひとりの神がこの地球上の自然界を創造されたことを述べています。その方の名はエホバ神です。(詩編104:24)
エホバ神は全宇宙を創造され天におられます
エホバ神は、最初に地球上に人間を創造することを意図され、そして、人間の食物を備えてくださいました。聖書は、「アダムは神の子であった。」と述べています。(ルカ3:38)
ですから、神はご自分の子供として人間を創造することを意図されたのです。そして、聖書は神がこの地球を「いたずらに創造せず」「人が住むために形造られた」と述べています。(イザヤ45:18)ですから、地球は人間の住みかになるように意図されたことが聖書に記録されています。
エホバ神はこの地球を人間の住みかとして考え抜いて造られました
また、神は人間の食物として植物を創造してくださいました。(創世記1:29)そして、その食物となる植物がどのように存続できるかを前もって考えて下さったはずです。
a ladle full of beans, a sliced loaf of brown bread, a bunch of bananas, muffins, small potatoes, a head of cabbage, an ear of corn, a pile of cereal, yams, apples, a nectarine and some spaghetti.
人間は食べ物の植物があって初めて存在できますから人間だけが単体で地球上に存在できません
人間と食べ物となる食物はセットになるように意図されています
また、神は当初は、動物を人間生活を豊かにし、役に立ち、ペットとなるように意図されました。それで、馬やらくだ、らばなどの家畜は人間の乗り物になります。牛は農地を耕作するのに役立ちます。動物の毛皮はコートなどさまざまな衣類に役立ちます。犬や猫、小鳥その他のペットは、人間の生活を慰みやいやしを与えます。
また、人間の腸内の微生物は、人間の食べた食物を利用して、人間の健康に役立つさまざまな物質を作り出します。
そして、エホバ神はそれらの動物にも、食物が存在するように設定されました。確かに、明らかに地球上の生命は互いに依存しつつ、セットで存在しています。ですから、このような世界を創造される前に、神には前もって生命がどのように存在するかの世界全体の設計図を考えられたはずです。進化論であれば、なぜ生物が互いに支え合っているのかを説明できません。
③地球上の自然界は人間を楽しませるために人間中心に存在しています
次に、自然界のものは人間を喜ばせるために人間中心に存在しています。 例えば、ある動物は白黒の映像だけ見えます。あるイカは白黒の世界だけ見えます。また、人間が赤いりんごに見えているりんごが猫は青いリンゴに見えるようです。ぶどうや、バナナ、いちごなどが人間にとって好ましい色していることは、人間の生活の豊かさを増し加えています。
人間の見える海は左の写真・イカの見える海は右の写真
イカでなくて良かったでしょう
神は人間が生活から楽しみを得られるよう人間中心に世界を創造してくださいました
聖書は神が人間を楽しませるために自然界をセッティングしてくださっていることを述べています。(使徒14:17)ですから、他の惑星に微生物や何らかの生物が何の目的もなく単体で存在することはありえません。そのように生命が単体で登場することも存続することも不可能です。ですから、宇宙の惑星上に人間以外の生命が存在していることは決してありません。
④惑星上に生命が単体で存在するのがありえない理由
ですから、おおむね生命は単体では、惑星上に存在できません。例えば、たこのような生命が単体で火星上に存在するのも不可能です。生命であれば、何らかの食物が必要だからです。肉体を持つ生命であれば、おおむね植物の存在が必要でしょう。そして、植物の場合、空気や水、土中のミネラル分が必要ですから、生命が存在するためには意図的なセッティングが必要です。
Marine Ascomycete fungus
宇宙には宇宙人がいるのでしょうか
答え
宇宙人は惑星の上に食べ物や他の生物の支えなしで単体で存在することは不可能です
また、聖書は確かに人間以外に霊者の存在を認めていますが、宇宙の星の上に人間以外の生命を創造されていることを述べていません。もし、そうであればエホバ神はそれを秘密にせずに教えて下さったはずです。
ですから、他の惑星を探索しても、決して単体で存在する生命を発見することはないと思います。創造者が地球以外の惑星上に人間以外の生命が存在することを意図されなかったからです。