大いなるバビロンから逃れる人々は、どうして大いなるバビロンの罪にあずかって共に滅ぼされるのを免れるのでしょうか。
それは、昔の避難都市の取決めに示されたエホバの方針から分かります。ヨシュア20章には、モーセの律法の避難都市の取決めについて書かれています。イスラエルの土地で六つの都市が避難都市として定められ、そこに意図せずに人を打って死なせた殺人者は逃れることができました。(民数記35:6)
それで、エホバ神は、故意で人を殺したのではない殺人者が死刑を免れる取決めをされました。
Shechem - city ofrefuge. (refugecity)
昔のシェケムは避難都市のひとつで人を誤って殺した人はそこに逃れて血の復しゅう者から殺されないようにすることができました
昔のモーセの律法の取決めでは、殺人が行われた場合、殺された人の近親者と思われる血の復しゅう者がその殺人者を殺すことが許されていました。(民数記35:19-21)逃げていく殺人者を、血の復しゅう者は、追いかけて行って殺しても罪に問われませんでした。(民数記35:25,26)
しかし、人を殺す結果になっても、その人を憎んでもおらず、また故意に殺したわけでもない人がいたことでしょう。(民数記35:22-25)その人は、避難都市に逃れるなら、そこに受け入れられ住むことができました。そして、血の復しゅう者から殺されることはありませんでした。(ヨシュア20:5)
しかし、誤って人を殺した人は、避難都市に逃れていなければ、血の復しゅう者に殺されることになっていました。(民数記35:26,27)それで、誤って人を殺した人は、血の復しゅう者に会わないように急いで逃げなければなりませんでした。
避難都市では、意図せずに人を殺して逃げてきた人の話を年長者が聞くことになっていました。そして、確かに意図せずに人を殺してしまった人の場合は、年長者がその人を迎え入れて共に住まわせることになっていました。(ヨシュア20:4)
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昔誤って人を殺した人は避難都市に急いで逃げてそこにとどまっていれば血の復しゅう者に殺されることはありませんでした
そして、誤って人を殺した人は、生涯、あるいはその時代の大祭司の死まで、その避難都市にとどまっていなければなりませんでした。(ヨシュア20:6)
この避難都市の取決めは、大いなるバビロンから逃れてくる人に対する神の扱いに洞察を与えます。啓示の書によると、「彼女(大いなるバビロン)の中には、預言者と聖なる者たちの血、そして地上でほふられたすべての者の血が見いだされた」と述べられています。(啓示18:24)
実際、大いなるバビロンは、全地で戦争によって多大な流血行為を行いました。また、核実験を何千回も行って、世界中の人々の死期を確実に早めました。このことは真実です。ですから、確かにアメリカは、地上でほふられたすべての血に責任があると言えます。
また、大いなるバビロンは、ひょっとするとHAARPという気象兵器によって、昔から全地に地震、津波、台風、ハリケーンなどの天災を引き起こしてきたのかもしれません。
しかし、これは、まだ十分な調査と証拠が必要だと思います。もし、これが実証されるとさらに一層、大いなるバビロンは聖書の言う「地を破滅させている者」ということができると思います。(啓示11:18)
しかし、アメリカはキリスト教国家です。ですから、クリスチャンが非常に大勢います。その中には、大いなるバビロンに属していても、その流血の罪について知らなかったし、もし知っていても自分の国家がそういうことをすることに同意していなかったというクリスチャンが大勢おられると思います。それらの人々は、昔のイスラエルで言えば、意図せずして人を殺した人のようだと思います。(ヨシュア20:3)
避難都市の取決めは、大いなるバビロンの罪にあずかることを望まず、大いなるバビロンから逃れるという積極的な行動をとる人が、神の目に罪の罰を免れる立場になることと調和しています。
大いなるバビロンから逃れる人は、血の復しゅう者である北の王の攻撃による死を避けることができます。ダニエル書の預言によると、その点で北の王は、二度成功します。(ダニエル11:25,26;11:40,42)そして、北の王は大患難の時、すなわち最後の南の王と北の王の決戦の時、完全な勝利を収め、南の王の土地は完全な荒廃に帰すことになっています。'啓示17:16)
それで、大いなるバビロンに属する人は、大いなるバビロンからできるだけ早く出ることをお勧めします。
United Airlines – N116UA byInSapphoWeTrust (SanFrancisco1)
大いなるバビロンに属する人々は早くそこから逃れるようにお勧めします


